現代の思春期は、インターネット・SNSというツールを生まれながらにして身につけている世代です。保護者、学校教員そして援助専門家はどのように彼ら彼女たちとかかわれば良いのでしょうか?まずは改めて子どもたちを理解する視点・視座を得ることから始めませんか?
動画配信の閲覧、SNSのコミュニケーションは自然と利用が長くなります。保護者の制止や禁止では長時間利用に歯止めがかかりません。
SNSでのコミュニケーションは、他人と共有する楽しさが特徴です。しかし共有の仕方よっては、作為・不作為に関わらずいじめとなります。
SNSの利用者の中には、巧みに人の心を手なづける手法を使って、自分の性的な要求を満たすために子どもたちを利用する者もいます。
子どもとのかかわりに行き詰まったら、拗れ始めた地点まで戻ることです。そして子どもをよく見ることです。そして待ちます。そして「あっ、そうか!」とわかる心持ちが持てるまで、その態度を持ち続けることです。しかしこれらの態度を持ち続けることは人によってはたいそう難しいことかもしれません。私ども横浜思春期問題研究所の講座や研修会、相談助言サービスは、「見る、待つ、学び解す」態度を身につけるお手伝いをします。
子どもとのかかわりに行き詰まりを感じている保護者のかたを対象として、ミニ講座+相談会を開催しています。
一般のかたを対象とした思春期講座、学校教員や心理職等の援助専門家を対象とした研修会を開催しています。
横浜保護者の相談室で、①保護者の相談サービス、②トラウマサービスを提供しています。
私たち横浜思春期問題研究所のスタッフ全員、学校教育現場、非行司法臨床現場、思春期医療現場において、思春期・青年期の子どもたちや若い人たちのさまざまな問題に対応してきた心理学の専門家集団です。スタッフの選定基準は厳しくし、豊富な臨床実践だけでなく、専門学会での発表やその論文化、書籍化を数多く積み重ねてきていることを求めています。